世界的に見直されている母牛の再肥育。サステナブルな取り組みを私たちから
出産を終えた母牛を再肥育し、自然な旨味とバランスの取れた肉質を引き出す「まどんな和牛」。
赤身の旨みが濃厚で軽やかな後口が特徴です。
ヨーロッパで評価される母牛の美味しさと、命を尊重し、持続可能な農業を大切にした新たなブランド牛です。
まどんな和牛とは?
「まどんな和牛」は、出産の役割を終えた母牛をゆうぼくの自社牧場で6ヶ月以上かけて丁寧に再肥育した、YUBOKUオリジナルのブランド和牛です。日本ではまだまだ評価が低い母牛ですが、ヨーロッパでは、唯一無二の味を持つことから価値があるとされ、長年にわたり評価され愛されています。
出産で力を使ったばかりの母牛は痩せていて、そのままではお肉としては高いおいしさがあるとは言えません。しかしおいしいお肉にするためにきちんと育て直すことで、深いコクと程よい脂肪を持ち、満足感のある味わいを引き出してあげることができます。
さらに私たちは、単に牛を大きく太らせるのではなく、健康的な育て方と、肉本来の旨みを最大限に引き出すことに力を入れた育て方をしています。
「まどんな和牛」は、サステナブルなアプローチにも繋がっています。母牛は成牛としての骨格や体づくりができていることから、子牛から肥育する場合に比べ飼料や水といった資源を大幅に低減しながら、おいしいお肉にすることが可能です。出産を経験した牛をきちんと育て直すことは、資源を無駄にせず、命の価値も大切にするサステナブルな取り組みになっているということです。
また、与える飼料も地元の農家と協力しながら生産した国産飼料を中心に与えています。
まどんな和牛は、しっかりとした赤身の旨みと、程よく乗った脂肪のバランスが特徴です。脂っこすぎず、ヘルシーな味わいを楽しんでいただけます。
またモモなどの赤身系の旨みが特に濃厚で、口で咀嚼するごとにお肉の旨みが感じられ、噛めば噛むほどに口福を感じていただけると思います。
食卓に新たな価値を
「まどんな和牛」は、おいしさだけではなく、牛たちの命への想い、そしてこれからの農業や地球環境への想いを込めたブランドです。
再肥育した母牛は、通常の肉牛よりも短い期間で出荷が出来るため、肥育コストが抑えられます。だから通常の黒毛和牛よりもリーズナブルな価格でお客様に食べていただける点も大きな魅力です。
命を尊重し、農家を支え、そしてお客様に喜んでいただけるよう、これからもこのサイクルを大切にしていきます。
ぜひ、一度お試しください。